ソフト闇金って何?闇金との違いは?


ソフト闇金とは、闇金と同様に法外な金利で融資を行う貸金業者のことを指します。ソフト闇金の中には、「自分はソフト闇金だ」と誇らしげに主張する貸金業者もいます。

ソフト闇金は、ヤミ金よりも丁寧な対応をしてくれるなど、異なる点もあります。しかし、ソフトとはいえ、闇金は法外な金利で融資を行うため、闇金であり違法であることは忘れてはいけません。

ソフト闇金の利用を検討している人の中には、「自分はブラックだから銀行や消費者金融は利用できない」「闇金は利用したくない」と考えている人もいるかもしれませんが、ソフト闇金であれば問題ないでしょう。

次に、ソフト闇金と闇金の具体的な違いについて説明します。

ソフト闇金と闇金の違い

ソフトヤミ金と闇金の違いは大きく4つあります。

・丁寧な対応
・取り立てが厳しくない
・貸出条件が明示されている
・固定店舗や事務所を持たず、電話のみで完結するものが多い

対応が丁寧

ソフト闇金は闇金と違い、取引が丁寧な傾向があります。お金を借りに来る人も、怖い顔をした男性ではなく、ビジネスマン風のマナーの良い男性が来るケースが多いようです。

お金に関する悩みも親身になって聞いてくれることが多いでしょう。

丁寧かつ親切に対応することで、徐々にユーザーとの信頼関係を構築していく。

その結果、ユーザーはソフト闇金を完全に信用してしまい、違法な金利でお金を借りてしまうのです。

取り立てが厳しくない

ソフトヤミ金は、闇金のように暴力や恐喝で取り立てをすることはない。

取り立てが厳しくないのは、優しいからではなく、弁護士や警察が介入するのを防ぐためです。

ソフト闇金は、高金利での違法な貸し付けです。利息制限法を超える貸し付けは民事上無効なだけでなく、貸した側も出資法違反で刑事罰の対象になる。

暴力や恐喝で弁護士や警察が介入すると、自分たちが処罰される危険性がある。

そのため、ユーザーが弁護士や警察を利用しないよう、過酷な取り立ては行っていない。

また、期日までに返済されない場合は、返済期限を延長するなどの柔軟な対応をすることもある。これも、弁護士や警察の介入を防ぐための工夫です。

貸出条件が明記されている

ソフト闇金が闇金と違うのは、金利や手数料などの貸付条件をホームページで明示している点です。

場合によっては、自ら「高金利」「ソフト闇金」と明記していることもある。

あらかじめ貸出条件を明示するのは、利用者が違法である高金利に同意した上で融資を受けるようにするためである。

決まった店舗やオフィスがなく電話だけで完結するものが多い

ソフト闇金の多くは、固定の店舗や事務所を持ちません。これは、違法行為の発覚を避け、警察の目から逃れるためです。

中にはホームページで店舗や事務所の住所を明記している場合もありますが、ほとんどの場合、それは嘘の住所です。

店舗がないため、お金の貸し借りは電話やメールなどのメッセージで完結する。近年では、SNSを活動の場とするソフト闇金業者も多くなっています。

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